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2022年4月にリニューアルした大阪芸術大学・実験ドームにて、同大学音楽学科・客員教授を務めるevalaが『Alaya Crossing – Dome ver.』を制作

2022.12.26

『Alaya Crossing – Dome ver.』
大阪芸大音楽学科 evala客員教授
実験ドーム改修/制作プロジェクト
2022年度プロトタイプ作品

今年4月に音響改修を行った実験ドームを舞台に、evalaが2022年度のプロトタイプ作品を制作しました。
2022年7月に世界遺産・薬師寺にて初演したevalaのインスタレーション「Alaya Crossing」を、実験ドームのためにリアレンジとリミックス。薬師寺の空間と共振するように作られた作品を、半球型ドームシアターを生かした音・映像・照明によって新たに表現しています。

作品制作は集中講義とも連動して行われ、講師はevalaを含む制作チーム総勢6名。受講生は作品制作を間近に、また様々な視点から学びました。

<新しく生まれ変わった実験ドーム>
1981年設立された大阪芸術大学の実験ドームは、2022年4月に音響改修を行いリニューアルしました。創立当初の機構を最大限生かし、ドーム型環境において極めて高い表現が可能となる、最先端の17.4ch立体音響システムを導入しています。 来年度には、さらに映像や照明がアップデートされ、最先端の実験スペースとしてドームシアターから新しい試みが発信されていきます。

<クレジット>
コンセプト/音楽/音響:evala
音響:久保二朗
映像:浪川洪作、2bit
照明:2bit、浪川洪作
制作マネジメント:長村圭乃

特別講師: 長島千尋さん