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サウンドアーティストevalaによる前代未聞の話題作が再び!文化庁メディア芸術祭受賞作、完全な暗闇のなかで “耳で視る映画”『Sea, See, She – まだ見ぬ君へ』8月28日 (土) – 31日 (火)に、スパイラルホールにて凱旋公演

2021.08.10

evalaの代表作である、完全な暗闇のなかで “耳で視る映画”「Sea, See, She – まだ見ぬ君へ」を、8月28日(土)〜31日(火)に、スパイラルホールにて開催します。

「インビジブル・シネマ(耳で視る映画)」をコンセプトにした本作は、世界初上映した2020年1月当時、鑑賞者それぞれが持つイメージを内面から引き出す新たな聴覚体験として、SNSと口コミで瞬く間に話題となり、連日当日券を求める長蛇の列、最終日には急遽追加公演を実施するほど大きな反響を呼びました。

第24回文化庁メディア芸術祭アート部門にて優秀賞を受賞し、受賞作品展として再びスパイラルホールにて凱旋公演を行います。また、8月29日(日)は最終公演終了後に、evalaと本作の演出を担当した関根光才によるトークセッションを行います。

音楽家evalaによる、世界に類のないインビジブルな「音の映画」。初演直後に突入したコロナ禍を経て、ようやく待望の再公演が決定しました。目に見えない存在と共存していく今、それぞれの内側から世界をみつめる本作は、これまで以上に革命的な体験​となるはずです。

▼予告動画
https://youtu.be/aRCMb-2gfns

【公演情報】
第24回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
インビジブル・シネマ「Sea, See, She – まだ見ぬ君へ」

<evalaコメント>
なんのスポンサードもなく暗闇立体音響を映画にしたいと見切り発車、前売りチケット売れずやっちまったなと幕開けたら、口コミで一気に広がり追加公演まで開催され感激。そしたら終演直後にはCOVID-19によって世界の経済や風景が一変、この作品の海外巡回公演がすべてふっとんだどころかスタジオもなくなったけど。こうやって評価いただけたのは素直にすごく嬉しいです。

これまでの消費文化は終焉するでしょう。20世紀型の視覚的でオブジェクティブな思考も見直されるでしょう。言葉の前に音楽があり、音楽の前に音がありました。今、音そのものをテクノロジーとともに創作していくことで見いだせる、新しい地平があると僕は信じています。

<概要>
公演名: 第24回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展 
インビジブル・シネマ「Sea, See, She – まだ見ぬ君へ」
日程: 2021年8月28日 (土) – 8月31日 (火)
時間: 全15回上映(各回入れ替え制)
※開場は各上映開始時間の30分前 ※入場受付締め切りは開演10分前

8月28日 (土):①11:30-12:40 ②14:10-15:20 ③16:20-17:30 ④18:30-19:40
8月29日 (日):①11:30-12:40 ②13:40-14:50 ③15:50-17:00 ④18:00-20:00 (上演+トークイベント)
8月30日 (月):①11:30-12:40 ②14:10-15:20 ③16:20-17:30 ④18:30-19:40
8月31日 (火):①11:30-12:40 ②13:40-14:50 ③15:50-17:00

上映時間: 約70分  
会場: スパイラルホール (東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F)
チケット: 無料(8月18日(水)15:00より申し込み開始)
主催: 第24回文化庁メディア芸術祭実行委員会
対象年齢: 6歳以上(推奨)​​


注意事項:
※本公演は完全暗転した暗闇の中で行われます。暗い場所が苦手な方、閉所恐怖症の
方は予めご留意の上、ご鑑賞をご判断ください。
※完全暗闇で立体音響を体験するという作品の性質上、お子様や体調がすぐれない方、感覚が敏感な方には大きな音や光などが強く感じられる可能性があります。安全に鑑賞いただくため、小学生以下のお子様は保護者同伴でご参加ください。(着席での鑑賞となります。)
※ご気分が悪くなった場合などを除き、途中退出は出来るだけお控えくださいますようお願い申し上げます。また、お子様等年齢による入場制限は設けておりませんが、泣き声や声をあげたりされるような場合は、他の鑑賞者の妨げになりますので、ご退出いただきますこと予めご了承ください。
※演出の都合上、開演時間に遅れた場合はご入場いただけませんので、くれぐれもお時間には余裕をもってご来場ください。
※キャンセルの受付は開演の1時間前までとなります。
※当日券発券の都合上、ご予約の受付は開演の10分前で締め切ります。
※事前予約制ですが、キャンセルがでた場合のみ当日券を発行いたします。当日券は開演10分前から発行予定です。
お名前及び連絡先をお伺いいたします。予めご了承ください。
※当日は映像/写真撮影を含む取材が入る場合がございます。お客様が映り込む可能性もございますので、予めご了承下さい。 

予約方法: 8月18日(水)15:00より予約申込を開始します。
文化庁メディア芸術祭公式サイトの下記のページ内
「チケット予約」ボタンよりお申し込みください。
https://j-mediaarts.jp/news/sea-see-she

<トークセッション概要>
8月29日(日)は、18:00開演の最終公演終了後に、evalaと本作の演出を担当した関根光才(NION)によるトークセッションを行います。

クレジット
音楽・音響・監督|evala
演出|関根光才 (NION)
音響|久保二朗 (See by Your Ears)
照明|2bit
プロジェクション|岸本智也
映像|上野千蔵 (NION), 木村仁 (CONNECTION), 宮里浩平 (NION)
ハードウェア|浅井裕太 (Rhizomatiks), 毛利恭平 (Rhizomatiks)
舞台監督|浦弘毅 (ステージワークURAK)
宣伝美術|田中良治 (Semitransparent Design)
サイアノタイププリント|外山亮介
制作/広報|長村圭乃 (See by Your Ears)
プロデューサー|高橋聡 (NION)

主催|第24回文化庁メディア芸術祭実行委員会
協力|NION、ACOUSTIC FIELD、Meyer Sound、Semitransparent Design、Abstract Engine、石井通人プログラム事務所
会場協力|株式会社ワコールアートセンター
製作|See by Your Ears

■文化庁メディア芸術祭とは
文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。
第24回文化庁メディア芸術祭は、世界103の国と地域から応募された3,693作品の中から、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4つの部門ごとに、大賞、優秀賞、ソーシャル・インパクト賞、新人賞、U-18賞を選出しました。また、世界34の国と地域から応募された114作品の中から、フェスティバル・プラットフォーム賞を選出しました。あわせてメディア芸術分野に貢献のあった方へ功労賞 を贈呈します。
受賞作品展では、多様な表現形態を含む受賞作品と、功労賞受賞者の功績を一堂に展示します。

(プレスリリースはこちら

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